Q&A|だから探偵BARが必要だった

ANSWERができた理由その2

(前回から続く)
で、その次の段階として考えたのが「もっと気軽に相談のできる場は作れないか?」
ということ。それと、ちょうどネットが台頭してきたこともあって、それを逆手にとった「HPだけで実態なし、住所なし、連絡先は携帯とかフリーメールアドレスのみ」っていう詐欺が横行し出してきてしまった時代と重なったのね。お金だけ払って、後はドロンっていう詐欺業者。(もう、業者と名乗ってるだけで個人でやっているケースが殆どみたいでしたが・・・)特に、探偵社をHPで探せるっていう黎明期にはこのような被害は数多く聞きました。

大体、悪いことをしないんだったら隠す必要ないですからね。
今は多少改善されてるとは思いますが、まだまだそういった悪徳業者も多いのも事実。

そういった部分も加味してちゃんと店舗を構えた方がいいのでは?
夜しか相談に来れない人も対応できた方がいいのでは?
など色々と相談者の立場に立って考えた上で出てきたのがBAR。

誰でも入れて、無理して相談しなくてもいい。帰りたいときに帰れる。
そういう意味では、別にカフェや何かでもいいんだけどやっぱりカウンターのあるお店の方が相談はしやすいじゃない?

こっちは酔わせて契約を迫るなんてつもりは全くないんだけど、深刻な悩みを他人に話すのって勇気いるじゃないですか。だからお酒の勢いを借りて、今なら相談できるなって思ってもらえたらしてもらえればいい。
で、料金も普通の飲食店並みで、と考えるとBARかなという結論に至った訳です。

スタッフは探偵のみで、その場で相談だけじゃなくて依頼もできるし、専門的な質問にも対応できるのが普通のBARとはちょっと違いますが。かといって、売りがそれだけでドリンクやフードがいい加減なのもポリシーに反する。おもてなしはちゃんと、が基本です。

そういうところもちゃんと消費者目線で考えてますから!

カウンターの中に立っているときの姿勢とか、身だしなみ、食材の安全さ、手作りにこだわったフード、トイレは女性客が使いづらくないか?など部分など細かいところから、お店の印象が大きく左右されてしまう部分まで常に考える。こういう細かい部分にいかに気づけるか、お客様が何を求めているかを読み取り、対応できるか、そういった目線をいつももてるかどうか、というのは実は探偵としての経験にも役立っているのです。

ご来店されて、気になる点がありましたらどんどんスタッフに文句つけてくださって構いませんからね(笑)言って頂けるのは非常に有り難いことですから。問題点は、ばしばし改善していきたいと考えていますので。

実は来月、移転予定なのですが同じ六本木で芋洗い坂に引越しとなります。
今までより広くなり、これまで評判の悪かった、エレベーターが無いのは面倒、団体客がいらした際に手狭だという部分もこれで改善されますのでご期待を。お店は、オープンしてちょうど3年になりますが、お客様の意見を真摯に取り入れつつまだまだ進化している最中です。

最近は、他がうちを真似して店を出すケースもちらほら聞きますが、相談者のことを真剣に考えて作った本物と単なるパクリでやってる偽物とを一緒にとらえて欲しくないな、と思う日々です。
そういうところは大体・・・ってああ、もう悪口になってしまいそうだからこの辺で。
他を否定するより、自分のところを良くして認めてもらえるように頑張らないと、ね!!
では、また次回お会いしましょう♪


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