Q&A|男心と女心

男心と女心

なぜ秋になると物悲しいイメージが漂うんでしょうか?
秋になるとセンチメンタルだの傷心だのと取り沙汰されますが、一体なぜなのでしょう。
木々の葉っぱが色とりどりに紅葉して、むしろ華やかじゃないですか?
私は色づいた秋の山々、大好きです。
我がANSWERのある芋洗い坂にある「朝日神社」では秋になると(確か11月だったと思いますが)その年取れた穀物で豊穣を祝う意味で餅つきをやってます。
秋は実りの季節でもありますよね。
そして、その実りにあやかって食欲の季節とも言われていたり、秋の夜長に・・・
と読書や映画鑑賞などの文化的な行為をする季節とも言われています。
とにかくなにかやるならこの季節、というぐらいにぎやかで明るい季節だと私は思っています。
ところが、先にも話したようにこの季節は兎角わびしい印象を与えがちです。
というのも、この言葉に全てが表れているようなきもします。

「女心と秋の空」

いわずとしれた有名なことわざであります。
女性の心は秋の空のように移ろいやすくて掴みにくい、という意味です。
特に、女性の、男性に対する愛情は移ろいやすくて気まぐれだという言葉のようです。
女性は気まぐれで、すぐに飽きてしまうから気をつけて接しよう。
という男性陣の悲しい宣言?のようです。
なんともいえず、男性視点の物悲しい嘆きのことわざにも聞こえますよね。
女性が浮気をしようものなら、この言葉を使って、
「女性とはそういう生き物なんだから仕方が無い」
と自分を慰める男性もいるとかいないとか・・・。
とにかく有名なこのことわざ。
だがしかし、このことわざ、派生語であることをご存知ですか?
ずばりその元となったことわざとは・・・、

「男心と秋の空」!!!

嘘のようですが、本当のはなしです。
皆様もお手持ちの辞書でお調べになってみてください。しっかり載ってますから。
なぜか女性のほうばかり有名ですが、元々は男性の女性への愛情の移り変わりの
早さを憂いたことわざだったみたいです。まったく、なぜか女心ばかり注目されてますが、男心だってしっかり移ろいやすいと認知されているんです。
し・か・も、「男心と秋の空」と「女心と秋の空」は似て非なる言葉・・・。
お互い反意後という位置付けだったりします。
うーん・・・、やはり男性と女性とは分かり合えない運命なのでしょうか・・・。
こんな季節、探偵への相談も増えてまいります。
女性からの相談では、男性の浮気心の相談を、
男性からの相談では、女性の気まぐれへの相談をそれぞれ聞いている毎日。
しかし、お互いがお互いを必要としていて、好きだという感情があるからこその悩みや苦しみでもあります。
相手の心がわからないと匙を投げるのではなくて、悩みながらそれでも歩み寄ろうとする姿が美しくもありけなげで愛おしいです。
私たちは、そんな悩める方達のお話を聞こうと、今日も芋洗い坂にて待機中です!!


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