Q&A|探偵今昔愛物語

探偵今昔愛物語

新年明けましておめでとうございます。
今年もFAX探偵社ならびに探偵バーANSWERを宜しくお願い致します。

お陰様で、我が探偵社は今年で創立13年目に入ります。
この業界においては、老舗といえるほど長く携わらせていただいています。

そんな、長く探偵業を続けている弊社ならではの質問をよくいただきます。
それは、「昔と今とで依頼内容って変わってきたの?」というもの。

相談者様は、ふと自分を客観視したときに、「こんな相談する人、他にもいますか?」「他の人って、どんな相談をしているんだろう?」などと、自分以外の人のことが気になってしまうようです。
それは、「こんなことで悩んでいるのは自分だけなんじゃないか?解決することなんてできないのでは?」と孤独感に苛まれてしまうことを解消しようとする行為であったり、純粋に「自分とは別のケースを知りたい」という好奇心にも似た興味を持って質問してくる方もいらっしゃいます。
その中でも、会社経営に携わっていらっしゃる方や、自分が雇用主になっていらっしゃる方から質問をいただくことが多いように感じます。好奇心旺盛ということなのでしょうか?
現在の他の案件が気になるだけでなく、昔に遡って案件内容を知りたがるのは、逆に今後の未来の探偵業を考えるに必要不可欠な行為かと思います。なので、ふいにこういったご質問をいただくことは、私達にとっても新たな発見が生まれることもあり、ありがたいと感じております。

さて、先日ご依頼いただいた方からいつものように「昔はどんな相談があったの?」というご質問をいただきました。
私は真剣に悩み、そして正直にお話しました。

答えはズバリ、「変わってきました!」です。

ただ、好奇心旺盛な方が期待しているような、「昔は殺人事件の調査入ったんだけどね~、今はないなあ」などの劇的な変化ではございませんのであしからず・・・。
昔から工作は請け負ってきましたが、その内容の割合が変わってきた感じですね。
どういうことかというと、昔は別れさせ工作や復縁工作、そして浮気調査と行ったご依頼がほとんどだったのですが、今はそこに出会い工作が多く入ってきているのです。

出会い工作とは、かつて恋人関係にあった相手と再び再会するものや、事情があって連絡先を紛失してしまった相手と連絡を取り合えるようにするものも含まれますが、最近では「同じ会社にはいるものの、プライベートでは接点がない相手と仲良くなりたい」などのいわゆる片思いしている方の恋愛を成就させる恋愛サポートに似た工作が多いです。
すでにお付き合いされていて、その後色々あって工作を依頼する方と違い、まだ何も始まっていない時点からの工作になるわけです。当然工作内容も進め方も違ってきます。
もちろん、13年前だって、こういった工作のご依頼はありましたよ?そしてその時にも浮気調査や復縁・別れさせもあった。問題なのは割合なんです。

本当に、出会い工作が増えてきました。
それはなぜなのか?
私は最近、こんなニューストピックスを目にしました。

"独身男女の実に70%に恋人がいないことが判明 内訳:独身男性75% 独身女性の65%に恋人がいない"

これ、結構な数字だと思いませんか??
もちろん、かたよったアンケートの結果だったりするのかもしれませんが、しかし実際周りを見てみても、結婚はしないし、かといって恋愛もしていない人は確実に増えているように感じるので、あながち嘘ではないように思えます。
日本は福利厚生があまいから少子化なんだとか、保育園待機児童がどうとかよく言われていますが、蓋を開けてみればなんてことはない、みんな恋愛していないってことに終始するのではないでしょうか?
そして、弊社への依頼内容・依頼割合にも直接影響する事由だと思うのです。

先のニューストピックス内では、恋人がいないと回答しただけではなく、いらない・必要ないと感じている人も多数いたのだとか。

草食男子という言葉が流行ったのは何年前でしょうか?
草食って、恋愛自体に興味ないんでしたっけ?それとも興味はあるけど奥手だから行動できないだけ?
ちょっとその当たり詳しくは不明ですが、とにかく社会全般的に、人がみな恋愛に対して消極的なのは確かなようです。

今現在恋人がいない、恋愛をしていない、まったく興味がない人達も、その人の人生にすっかり恋愛が存在していないということでもないと思うのです。仕事が忙しくて時間を割けなかったり、一度こっぴどく振られたことで恋愛自体に怖さを感じてしまうようになったりと、人それぞれに恋愛から遠ざかっている理由があると思います。
私達がやるべきことは、ご相談にいらした方その人その人のバックボーンや育った環境、考え方などまで掘り下げていくことでその「恋愛から遠ざかって江しまった理由」を探り出し、その人に合った恋愛への関わり方や、取り組み方法、そして相手へのアプローチの仕方などを一緒に見つけていくことだと思います。

今、お辛い恋愛をされている方、不条理な事態に陥って本当の好きとか嫌いがわからなくなっている方いらっしゃるかと思います。
でも、もしかしたら恋愛から遠ざかってしまっている方達から見れば、それは贅沢な悩みなのかもしれませんね。
恋愛自体していない方達から見ると、恋愛でつらい思いをして泣いて苦しむこと自体が羨ましい幸せなことのように見えるのかもしれません。
恋愛は、人生を彩る最高のスパイスだ!・・・と、某先輩探偵が言っていたのを思い出します。

ということで、今年はビバ恋愛!!
女探偵たちは、皆さんのすばらしい恋愛人生を応援させていただきます。


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