バツイチ奮闘記|虚構の結婚生活・・・こんなの私じゃない!

虚構の結婚生活・・・こんなの私じゃ...

ある国家試験を受けるため、元ダンナが受験体勢に入った時、
「君たち勉強の邪魔だから、1ヶ月間実家に帰ってくれ。」
確かに子供がまだ生後1年だから泣くことはありますよ。

でもね、迷惑みたいに言われたらこっちが悪いような気がするじゃない?・・・ハァ~?・・・
その間はお母さんが来て面倒見てましたからね。

見事トップで合格。はいはい、って感じ。

仕事の関係上、年に一回は長期海外出張(大体1ヶ月間)あるんだけど、無事着いたの連絡も、明日、日本に着くの連絡も、電話一本すらしてくれません。 ダンナは自分の両親には連絡入れているわけね。

何で向こうの親から聞かなくちゃならんの?・・・あ~優先順位が・・・

家族旅行はね。
今度はどこに行こうか?ってことで盛り上がるでしょ?フツウは!
毎年同じところに行くわけ、これが。
ゴールデンウイークは1泊でディズニーランド。
夏休みは海水浴(毎年同じ場所)に1週間。
毎年毎年同じなのよ、信じられる?
アルバム見たって、子供が成長しているだけで背景が同じだもの。笑っちゃうでしょ!

何で?って聞くと「毎年同じ所に行くことに意味がある」・・・理解不能・・・

夏休みの旅行は必ず電車。
車があるのに何故かって?「僕が事故に遭ったら困る!」ってこと・・・
それも横須賀線で1時間。
見栄っ張りだから、グリーン車。
大きいスーツケースは先に送ってあるけど、手荷物はあるでしょ。
絶対持たない。全部ワタシ。子供と二人でさっさと行っちゃう。

ある夏のこと。手荷物が多くて遅れを取っていた私に気づきもせず、発車のベルが鳴っている電車に二人は乗り込んじゃって。
ワタシ、あせって荷物抱えて走ったら、ドアの目の前で転んだ。
それも派手にね。

電車内の人がワタシの代わりに「キャー」だって。ダンナ来たけど荷物拾って行っちゃった・・・・・
自力で立ち上がりましたよ。ストッキング破けて両ヒザから血が流れていたわよ。
電車の運転手も可哀想でドア閉められなかったのね。
電車ですらワタシのために発車時刻を遅らせてくれたのにぃ~・・・情けない・・・

あっ、そうそう、こんなこともあったっわね。

息子は野球が大好きで、もちろんジャイアンツ。
ドームに見に行こうって話になったら案の定、券は2枚。
ワタシの分は無かったわ。
ワタシだって行きたい。
何で?って聞くと、「野球は父と息子で見に行くもの。母親は行かなくていい。」・・・沈黙・・・

そんなこと誰が決めたのよ~・・・

ある日(結婚5年経ってから)、聞いてみた。

「あなたのお給料はいくらなの?預金はいくらあるの?」

当たり前のことなんだけど、遠慮しちゃって聞けなかったのね。

「君には関係ない。知らなくていい。」ナ、ナ、ナント!・・・ぶちギレた・・・

こんな感じですから、ワタシなんていつも蚊帳の外。

もちろんワタシの実家もね。
結婚してから10年間でダンナがワタシの実家に来た回数? 2回!!
年に一度の挨拶もなし!

理由は「仕事が忙しいから。」

ワタシは嫁いだ人間ですから、向こうの言いなりにやってきましたよ。
それなのにそれなのに・・・

ワタシの兄のお嫁さんに言われちゃった。
「○○サンと(ダンナのこと)会ったのは、結婚式とその後1回だけ。挨拶だけで話したこと無いかも・・・」

ワタシの両親だって、首かしげていたわよ。「どうして来ないのかしら・・・」ってね。

一応、あなたにとって義理の父・母でしょ?・・・しょせん他人よ、他人!・・・

ワタシの両親に気遣いゼロ。接することなし。
自分の両親とは異常なぐらいの関わり。

毎日電話でお母さんと話すんだから。あんた、いくつでっか?
極めつけは自分の親を「パパ・ママ」って呼んでるのよ。

はっきり言って気持ち悪かったわね。

挙句の果て、

「僕は君とは違って、両親に大事に育ててもらった。両親にはとても感謝している。」だって。・・・バカヤロ~・・・

キサマ、ワタシの両親のワタシへの愛情の深さを知ってるのかぁ~~!!

生活に不自由はしてないけれど、納得できなかった。
子供産まれてからセックスレスだし、私、お手伝いさんみたい。
厳しい夫・ファザコン、マザコンの夫、楽しい会話のない夫婦。

会社のこわ~い上司と部下のよう。

重苦しい雰囲気漂いグレーゾーン。
何でも自分で決めて、間違い無いって自信を持ってるから性質(タチ)悪い!

「僕の辞書に不可能はない」まで言い切った。

あんたどなたさん? ナポレオンでっか?

誰に話しても笑ってる。きっと変だから(元ダンナが)面白いんだね。

私はとっても真剣なのに・・・トホホホ・・・

来るところまで来ちゃいましたって感じ。

せぇ~の バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ! お手上げですわ・・・

こんな人とこれからず~っと一緒に歩んでいける?

イケマセン! ゼッタイ ゼッタイ イケマセン!!

10年間、勝ち組(実は負け組)の振りしてました! っと・・・