バツイチ奮闘記|デジタル不可欠

デジタル不可欠

最近は何でもかんでも「デジタル不可欠」という感じになってますよね。
かくいう探偵業も、こんな風に毎月コラムをせっせと書きながら、HPを立ち上げて営業に取り組んでいます。

だからかもしれませんけど、デジタルというとネットというイメージが色濃い私。
考えてみればテレビやラジオ、音楽ですら、日常触れてきている多くのことが、少しずつデジタル化の波が進んでいます。
未来の話をすると、いずれオールデジタルなんていう状況もあり得るのかも?
なんてSFチックな持論を展開する人も居るくらい。

でも、本当にそうでしょうか?
生まれた頃からデジタルが当たり前のように普及している今の人たちにしてみれば、その変化は至極普通のものとして受け入れるのかもしれませんね。
実際、うちの息子も新しいゲームや機会が出れば、ものすごい対応力でものにしていってます。

けれど私は昔の人間だからか、アナログのあの独特の味を忘れられません。
アナログだからこそ良かったもの、それでないとならなかった理由は確かにあるんだと思うんです。

というわけで、いつにもまして長い長い前置きの後。
見つけてびっくらこいて、今回ご紹介したいのはこちら。

「全国書店ネットワーク オンライン書店e-hon(http://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top)」

運営しているのは、取次と呼ばれる問屋さんの大手トーハン。

これはどういったものかというと、"利便を追求しながらも新旧の共存を図る"といった感じでしょうか。

このサイトで本を購入する。

そして自宅最寄りの本屋を選択する。

書店で受け取るか、宅配で受け取るか選択する。

本が届く。

この、本屋を選択する所がミソ。
例え宅配を選択したとしても、選んだ本屋にマージンが入るというのです。

つまり、今刻々と少なくなってしまっているアナログ(本屋)を、ネットを利用しながらも救済するもののようです。

私は昔から本はからっきし読まないんだけれど、本のあの感じは好きなんです。
紙をめくる音、あの独特の匂い、雰囲気はアナログでなければ出せません。

もちろん本屋が完全に根絶するなんて思ってやしませんけど、それでもこういった形でポジティブに本屋を利用していく姿勢はとても素敵なことだと思いましたとさ。

バツイチ女探偵若林でした。