バツイチ奮闘記|年度明けの調査・工作

年度明けの調査・工作

4月になって、多くの人たちの新生活が始まりましたね。

新社会人になって、新たに社会人になるという方もいるでしょう。
それとは別に、春から異動になって新天地での生活という方もいるでしょう。

もしくは、お子様が大きくなって、幼稚園・保育園に通わせるという方もいるでしょう。
幼稚園・保育園は子どもにとって初めての家族以外の社会との出会いなわけですから、戸惑う子も多いと思います。
うちの息子はどうだったかしら?なんて、張り込み中に幼稚園バスが通るとふと思い出したりしています。

ともあれ、自分が新たな場所で生活を始めるという人以外にも、家族の誰かがそういった場面となって、自分の生活も引きずられるように変わるという方も当然いらっしゃいますね。
4月は色々な点で、調査・工作がしやすくなる月でもあります。

対象者の行動が新しくなり、気持ちも心機一転となっている状態の時には、工作員が生活の中に入りやすいということもありますね。
新しい仲間、上司、知り合い、その中に工作員が自然と溶け込んで、工作もしやすくなります。
生活が新しくなれば今までの違いとにストレスが溜まったり、不安を感じやすくなります。
そういった点を工作員がうまくフォローしていくことで、対象者の中で工作員が大切な存在となっていくのです。
本来であれば工作員の心理誘導などで少しずつ進めていくこの過程が、対象者の生活状況から自然と出来ていくというのは非常にプラスな時期です。

それにしても、毎年この時期が廻ってくると、対象者たちの初々しい、もしくは少し戸惑ったような生活スタイルを見ながら、私も身が引き締まる気持ちを感じたりしています。
毎年こういう気持ちにさせてくれる春って、本当にいい季節だと思います。

工作のしやすさという面ばかりあげましたが、次回はそういった戸惑いなども含め、気持ちが固くなり、なかなか関係が進展しないケースなんていうのもお話ししておこうかなと思いました。

というわけで、バツイチ女探偵の若林でした。