バツイチ奮闘記|円滑な人間関係の構築は自己改善から

円滑な人間関係の構築は自己改善から

新緑まぶしい季節となりました。
先月のコラムで、出会いと別れ、縁の話をしっとりとしましたが、現金なもので、5月にもなるとそうした気分は引っ込み、気分も少し一新。

何しろ、太陽のまぶしさが違うからでしょうか。
これから夏に向けてますます日差しも強く、まぶしくなっていくでしょうから、しっとりとした気分になんてなっていられません。
新成人、新社会人、新たな職場や場所でひと月過ごされた方も、ようやく今の自分の居場所に慣れて、徐々に自分らしさを出せるようにもなってきたのでしょうか?

春頃には不安と期待入り混じるようなご相談が多かったのに比べ、このくらいの時期になるとこなれた(というと語弊がありますが)相談が増えていきます。
今の自分に対する不満、相手への気遣いの欠如、そうした自分で改善すべき部分を少し見落としてしまい、相手への配慮が書けたことによって、トラブルが発生してしまう。
ボタンのかけ違いは、少しの気の緩みで発生し、あとはなし崩しにずれていってしまうものです。

気づけるならなるべく早い段階の方が良い。
そう思って、ご相談いただく方には、時に厳しいアドバイスをお伝えすることもあります。
工作は行うのに安くない費用が掛かります。
自分でどうにかできるなら、なるべく自分で解決する方が良い。
他人が介入できることは僅かな時間で、いつまでも他人である私たちがフォローし続けられるものでは残念ながらありません。
自分で気づき、自分で行動し、自分で修正していく。
そうした自分発信の考え方や行動力は、人からではなく、自分で培っていくしかありません。

私たちが出来るのはあくまで、指摘。アドバイス。
そういった、自分で動けるようになる前段階のサポートです。
自転車でいう補助輪のようなものですね。
いつか外す時がくる。
そうすれば、自分一人でバランスを保ちながら走らなければなりません。

…とまあ、たいそうな事を言いましたが、結局これは知らず知らずのうちに私たちがしていることです。
保護者から離れ、自立し、人間関係を築いていく。
そうしたものと何にも変わりありません。
私たちにご相談へいらっしゃる方の多くは、いえ、ほとんどの方は、その付き合いが以前は出来ていたのでしょう。
しかし、愛する人と傷つけあい、精神が疲労し、そうした配慮を持つ余裕がなくなってしまい、やり方を忘れてしまったりしている人が多いのです。
もちろん中には不器用な人との関わり合い方を覚えてしまい、スムーズな人間関係を築くことが出来ていなかったという人も居ます。

もちろん、どちらでも、それがダメだというわけではないのです。
確かに、人を傷つけてしまったり、円滑な人間関係が築けないというのは、良いことではありません。
しかしだからといって、それが悪だというわけではないのです。
自分を責めすぎたりせず、円滑な人間関係が築けるようになるよう、今から自己改善をしていけばよいのです。

そうしたお手伝いを私たち探偵が出来れば良いと思っております。
人間関係にお悩みの方、どうぞご相談ください。