コラム|遠距離恋愛、片想いの切なさ

遠距離恋愛、片想いの切なさ

うちに寄せられる相談でも、片想いを成就させたいという内容の相談は多いのです。さらに、相手が遠方というケースはなかなか難しい。最近は、遠距離恋愛のことを遠恋(えんれん)っていうらしいですね。相談者の方から、「遠恋でえ~」という表現を聞くことも最近増えたんですが、最初「遠恋」って言葉を聞いたとき分かりませんでしたもん。。。
何回も聞いてるうちに、即分かるようになりましたが最初は「えんれん?ああ、遠距離恋愛のことかな?」という感じでしたわ。
若者言葉って難しいというか、ほんと何でも略してしまうんですね!!
でも、言葉は略されても遠距離恋愛、片想いの切ない気持ちは変わらないのが女心のかわいいところ。

通常、恋愛成就系の工作では相手との接点をどこかで作る必要があるのですが、遠距離の場合、接点の持ち様がない!ということになってしまう訳です。実際、うちで請け負ったケースでもそういった場合は大掛かりになります。今でも記憶に強く残っている、片想い、遠距離、接点なし、相手と顔見知りでもないというなかなか難題なケース。でも、大変だったから記憶に新しいわけではなくて実はその理由にびっくりしたからなんですが・・・。
工作自体は、普通といえば普通。
先に調査員が地方に飛んで対象者の行動パターンを調べる。接触できるポイントを特定。次の週から、男性工作員が対象者の彼の行き着けの店にて接触狙いを開始。でもって、何とか仲良くなり「東京から来る女友達を一緒に案内してくださーい」と誘いだし、依頼者の方に日程合わせて来て頂く。
で、別の工作員扮する友人役と、現地で待機している工作員と依頼者の方合わせて2対2の4名グループで、観光地をまわりつつ即席合コンの出来上がり。工作員2(男女)と依頼者と対象者。でもってもちろん、工作員2名はひたすら依頼者の方を(さりげなく)ヨイショ工作。
あえて、目立たないよう、依頼者の方が引き立つよう徹底して後方支援。
さりげなく、2人にする時間を多くしたり、トイレに立った際男性工作員が後を追って「あの子いいんじゃないの!」と猛プッシュ。
で、何とかかんとか2人は連絡先の交換も行い、「今度は1人で遊びに来るって約束できました!」と見事先の見通しが立ったところで工作は無事終了。
けっこう、大掛かりで費用もかかった工作だったのでうまく行ってほっとしました。
(毎回、工作ってプレッシャーの連続ですから・・・)
今のところ、月1ペースでお互いが行き来して円満にいっているそうです♪
一応、何かあったときのために最初に接触した工作員と彼の連絡はキープしておいて欲しいとの要望を受けてます。これで、遠距離の場合心配な浮気もチェックできて心配なしという訳で一石二鳥ってやつですね。

もし、依頼してなかったら永遠に片想いだった・・・と有り難い感謝の言葉も頂き、見事片想いが成就してよかったなあと思います。

でも、何でこの依頼者はまず何で接点のないその彼にそこまで?と思いませんでしたか?
そう、私も思いました。その理由が何と
「取引先の人が、出張で来ていて一目ぼれしてしまった。で、行きつけの占いの店で相談したら、占い師に彼は運命の人だって言われたから。」だそうです。
(ご本人の許可は得て書かせてもらってます。)
もちろん、占い師が「工作を依頼しなさい」って言うわけじゃないみたいですけど。「告白すべき」とか「彼は運命の人」「恋愛は成就できる」等々言われると絶対うまく行かせたいって思うみたいですね。逆もあるみたいですが。

最初聞いたときは、ひゃーって思ったんですがこういう占いで依頼を決意したって方けっこういるんです、実は。占いに左右されるなんて・・・と思うかもしれませんがでも、工作を依頼するっていう時点でもう占いから一歩踏み出してるんですよね。まだ、工作に対する抵抗、逡巡がある人は多いと思いますがあと何年かすればすごく一般的になっていたりして。

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