コラム|自分で浮気現場をおさえたい!の落とし穴

自分で浮気現場をおさえたい!の落とし穴

プロとアマチュアの違いって何だと思いますか?

妻や夫の浮気現場を押さえたいとか、浮気相手の住所を突き止めたいと思ったとき、最初から「プロに頼もう」と考える人は少ないように思います。
自分で調査しても何とかなるんじゃないか。
いや、できるでしょ。簡単でしょ。
そう思うのか、「まずは自分で」動く方って、想像以上に多い。
そして、時にはそれが成功してしまうこともあります。
なぜって、アマチュアの成功率は0%ではないからです。

逆にプロの成功率ってどうなんでしょうか。
ここに面白い統計があります。
「人を見る仕事」に就いている人と、そうでない人とでウソを見破れる確率を調べたそうです。
その結果、一般の人の50%に対し、CIAは67%、臨床心理学者は62%ほどだったそう。
あんまり変わらないな、大したことないなって思ったでしょう?
なんだ、プロなんて名前だけじゃんって思ったでしょう?
そうなんです、ここだけ見ると確かにあまり変わらないですよね。

プロとアマの違いって、実はもっと他のところに顕著に表れるんです。
どこに現れるのかというと、実は、その結論を出すまでのスピード。
瞬時に導き出せるか、しばらく考えなければわからないか、ということです。
時間がたっぷりあれば、3秒で出しても10秒で出しても結果は同じです。
しかし5秒しか与えられなかったら??
3秒でわかる人は正解になりますが、10秒かかる人はあてずっぽうで答えることになりますよね。その結果、正答率が落ちるのです。
この時、プロは考えて答えを出してはいません。
直感で正しい答えが分かるのです。「プロの勘」とも言われる、あれです。

経験を積むことにより「直感的情報処理能力」が備わるらしいのです。
現場を踏む数が多いほど「こういった場合はこう動けばいい」という判断がインプットされ身体や脳に刷り込まれ、即座に正しい判断を下すことができるということなのです。
俗に言う「体が覚える」ってやつですね。
考えるより前に動ける。そしてそれは正しい方向。
これがプロの特権なのです。

調査の話に戻って考えてみると、確かにプロじゃなくてもある程度の成果は得られちゃうこともあります。
でもその判断は、経験に裏打ちされたものでもなく、単なるその人の「カン」ですよね。
一歩間違えば180度逆方向に進んでしまうリスクをも十分に含んでいるのです。
一瞬一瞬が勝負、ということもあります。
その瞬間に、瞬時に正しい判断をできるかどうかというのはかなり重要なポイントです。
ばれてしまえば相手の警戒心を煽ったり、プロでも手出しの出来ないような泥沼の状況になるなんてこともあり得ます。
ハイリスク、ハイリターン。あえてそれをやりますか?
自分でやってしまう人は、おそらく失敗した時のリスクを認知していないか、実際より軽く見ているのではないかと思います。
相談者の方でも「もう自分1人ではどうにもできなくなってしまったので・・・」と言われる方は多いのですが、業者側としても、事前と事後ではやりやすさが全く異なってきます。

ちなみに。
私達探偵は、警察(もとい公安委員会)に届け出をして行っているため、違法なことさえしなければ、尾行・張り込みをしていても文句は言われません。
ストーカーとも言われません。
でも、対象者に好意がある人が同じことをやってしまったら・・・?
法律に触れてしまう可能性があるんですね。
くれぐれもご注意ください。
ばれてしまって逆に訴えられようものなら、それこそ修復不可能です。

少しでもプロを頼ろうと思っているのなら、手の施しようが無くなる前に来てください。
プロの勘を日々の現場で鍛えつつ、研ぎ澄ましてお待ちしています。

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