修行記|まずは忍耐力。

まずは忍耐力。

はじめまして。
4月からFAX探偵ドットコムに入社した上杉と申します。
この度、女探偵になりました。

4月までは探偵とは縁の無い生活でしたが、なぜなったのか。
私は、社会を変えていく職業・自分の個性を生かした職業などより、一人の相談者と向かい合う職業に就きたかったのです。
人の人生を変えるかもしれない仕事である探偵職。
誇りを持って取り組んでいます。

その『人の人生を変えるかもしれない』という大きな大役。
それを行おうとする依頼人様にとっては、かなり悩んだ末の決断だったと思います。
この先どう変化するのかわからない、しかし行動しなければ何も変わらない。
探偵はその大きな決断を称賛し、サポートしていきます。
あくまでも主役は依頼人様であり、私らは主役を支えアドバイスする裏方であります。

そんな主役をこの数ヶ月たくさんお目にかかりました。
『人生を変えるかもしれない』仕事は、毎回緊張感を持って行っています。

尾行や張り込みなど、慣れたら平常心で構えていられるんだろうな、と思っていました。
しかし、先輩は「慣れてはいけない。慣れは時によって油断に繋がる恐れがある。」と言います。その油断によって、対象者に尾行が気付かれたり、見失ってしまうこともあるようです。
新人だから、今日は調子が悪いから、なんて言ってられないのです。
この緊張感はいつまでも忘れないでおこう、と決意しました。

そんな緊張感の中、私が一番自信を持っていられるのは『我慢強さ』です。
尾行中も張り込み中も、意識は常に対象者であり気を逸らしてはいけません。
一瞬の気の緩みで対象者を見逃してしまう恐れがあるのです。
ただし対象者がいつ建物から出てくるのか予想もできないし、どこまで行くのかもわかりません。探偵は忍耐力が重要なのですが、私は『我慢強さ』があるため、いくらでも追いかけられるし待つことができます。
技術は徐々に付いていくのかもしれませんが、忍耐力は初めから備わっていないとこの仕事はできません。どの職業にも共通しますが、好きではないと続かない仕事です。

まずは忍耐力。
今後は調査において必要なことを『修行記』に残していこうと思います。

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