バレンタインとラブレター
寒い季節ではコートで包まれた体のごとく、胸の中で、熱い想いが熟成されやすいものです。
そして、
恋に焦がれ、恋に泣き、
たっぷり自問自答して、
行動へと移っていく・・・
のです。
その一つとして古来からある方法が"ラブレター"。
和風に言うと「恋文」ですわな。
夜に書いた手紙は、朝読み返したほうがいい、なんてよくいいますが、実際そうする人は少ないでしょう。
だって、心の昂ぶりとともに思い切って封をしてしまうから。
不思議なもので、封をしたらなぜかもう一度開けてチェックしたい欲求に駆られても思いとどまってしまう・・・。
それは、面倒くさいから…ではなくて、想いを封じているから、ではないでしょうか。
おぉ、なんか素敵な言い回しから始まった今回の月記!
「なんか、らしくねぇーゾ?」と言ってる所長の突っ込みを受けて
ロープに振って、返しのラリアート!
そんなことはどぉ~でもいいのですが、
皆さんもこれまでに"ラブレター"を書いたことはありますか?
メール全盛の時代に、手紙なんて…と思うかもしれません。
ちょっと重そうだし、受け取った相手も困るんじゃ・・・。
確かにそういう面は否めません。
しかし逆に"想い"はしっかりと伝わるものなのです。
メールはすぐ読まなきゃ、すぐに返事を返さなきゃ・・と
アセらせてしまうので、じっくりと考えて、答えが欲しい時には、
むしろ手紙のほうがいい場合もあるんですよね。
どちらかというと、告白よりも喧嘩別れした後の復縁時に
効力を発揮するものかもしれません。
相手の性格と自分との関係、そして二人を取り巻く状況を
計算して、効果的な"ラブレター"を書くのです。
復縁したい元恋人がいるアナタ。
寒いこの時期、チョコレートとともに添えられた手紙が、書き方ひとつで意外な効力を発揮するかもしれません。
そういえば・・・、
長い時間、友達関係にあった男性に、いきなり
「私の彼氏になってくださいっ!」
って手紙に書いて渡して、フラれてしまった女探偵がいましたが…、
これは悪い例ですぅ(たぶん)。
付き合ってみない?的な探り文句を言葉で言ったほうが撃沈せずにすんだかも・・・。
たとえダメでも友達関係は維持できたかも・・・。
し・か・し、「後の祭り」とはこのことですなぁ。
注)
この話は女探偵の学生時代のお話。とりあえず本人の名誉のため、注釈入れときます。今は、いっぱい彼氏がいるらしい・・・(真偽不明)。
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