コラム|不審人物 THE・変な人たちPart2

不審人物 THE・変な人たちPart2

土谷一樹です。
いやはや春ですねー。杉も桜も満開で花粉飛びまくりですね。
例の怖い先輩と別のチョコもらった先輩も花粉症で
三人でかゆい目をこすりながら、鼻ぐずぐずいわしてます。

やはり暖かくなると陽気に誘われるのか、変な人が増えてきます。
好評につき、先月に続いて今回は変な人第2弾です。
この前、接待を装った工作中に酔っ払いが乱入してきました。
とある高級レストランでのこと。入店時からその予兆はありました。
店内はガラガラ状態。我々の席から2つ離れたテーブルに一人日本酒をあおっては、携帯電話で話している巨漢女性(?)がおりました。
しかもかなりの大声。
テーブルの上には映画のようにお銚子が2本転がっています。
どうも出会い系サイトか、伝言ダイヤルで淋しさを紛らわせている様子。
気にはなりながらも、接待という設定なのできょろきょろするわけにもいかず工作を進めていました。
デザートが出て、必要な話は引き出したところで、そろそろ終了かなと思っていた矢先に事件は起きたのです!
話しているボクの上司役の男性工作員に背後から抱きついてきたのです。
そんな影がうしろから迫っているとは露知らず、切り上げ時を計っていた先輩でしたが、さすがそこは経験豊富。
「はいはい、今話中なんでねー、ちょっとごめんねー」とまるで幼児をあやすような口調。
そしてボクに小声で「何とかしろ!」と命令・・・。
ボクはターゲットに笑いながら、「まったくしょうがないですねー」と言って席を立ち、彼女を先輩から引き剥がしました。
ここまではよかったのですが、彼女のあまりの重さに腰にきたのと、「アタシィ、男の人がだ~い好きなの」という似合わない甘い声を聞いておもわず床に放り投げてしまいました。
起こそうにもマグロ状態で、とても一人では手におえず、店の人にかたずけて
貰っちゃいました・・・。
明日からは筋トレを行わなければ・・・と心に誓った土谷なのでした。

そういえば例の怖い先輩ですが、その後動きがあったようです。
最近相手の人は誕生日を迎えたのですが、自分の誕生日にプレゼントを貰っていたので、仕方なく会ってプレゼントを渡したそうです。
そんな先輩にその人は、「物じゃなくて、お前が手に入ればそれでいい」というキレるひと言を返してきたそうです。
さすがの先輩もこれには絶句・・・。
まだまだ熱いバトルが続きそうです。

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