コラム|恐るべし伏兵! 探偵にとっての意外な敵とは?

恐るべし伏兵!意外な敵とは?

こんにちわ。土谷一樹です。
もう初夏の陽気が続いてますね。アスファルトの照り返しが眩しくなってきました。
今回は意外なところ"敵"がいた!というお話です。

それは潜入工作での出来事。
ターゲットは、とある巨大塾の講師でした。
その先生に接触して仲良くなり、情報を引き出そうというわけです。

シフト表がないので、相手がいつ入るかが不明な状況でした。
毎日のように現場にいくわけにもいかず、ターゲットが在籍しているかの
電話確認を行い、来ていれば直行という流れで工作を進めていくことになってました。

そこで受付のお嬢さんに電話して確認を取るわけですが、このお嬢さんが

   「天然系 クセモノ」 

だったのです。特にこちらを怪しんでいるそぶりもなく、
「いついつ何時から入ってますよー」
と丁寧に教えてくれるのですが、

   結構間違いが多いのです・・・。 

教えられたとおりに行ってみると、ターゲットの講師の入り時間はずっと後だったり、
その日は別の教室に行っていたりと、かなり振り回されたのです。

工作中のため苦情を言うワケにもいかず、
かわいい顔した小悪魔にやられっぱなしでした・・・。

そのほかに挙げると・・・、
・やたらめったら吼える番犬。
・通りの反対から撮影しているとファインダーに割り込んでくる大型バス。
・張り込み場所のそばにいる工事車両・作業員・警備員。
・友達工作中に会話の邪魔をするキャバ嬢。
・張り込み中のボクに道を尋ねる迷い人。
・繁華街での素行調査中にやたら勧誘してくる●●宗教の方々。

等など、枚挙にいとまがありません・・・。

そんなことを言っていると、横から先輩が
「お前の場合は、張り込み中に目の前を横切るかわいい女の子が一番の敵だな。

目が自然と追っかけてるんだよ!!」 

とお叱りが入りました・・・。トホホ

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