もしも連絡が途絶えたら…|月刊ジャーナル

もしも連絡が途絶えたら…

秋も深まりまして、紅葉の時期になってきましたねー。事務所の窓から見える新宿中央公園の木々も色づき始めてます。

秋物のコートなんぞに身を包み、腕を組みながら歩くカップルを見ると、自分の腕の寒さに気付き、もの悲しい気持ちになってきます（泣）

　　とりあえず負けじと一人で腕組みして、

　　気持ちを和らげておきますが、なにか？（悲＆怒）

そんなことは、どーでもいいんですが、（いいんかい！？）

　ところで皆さん、交際相手のことをどれぐらい知ってますか？

名前、携帯電話番号、携帯メールアドレスだけってことはないですか？
勤務先なんかもホントにそこで仕事しているのか、確信はありますか？

出会い系サイトの出現により、より多くの人と手軽に知り合える機会が増えましたよねー。でも反面、相手のことをあまり知らないまま、今まで至っていることも多いようです。
ここでの知ってる・知らないというのは、いわゆる個人情報のこと。性格や好きなものがどうこうというわけではありませぬ。

お互いがよく知らないまま付き合える方が気楽でいい、なんて考え方もありますが、それはあくまでもうまくいっているときの話。

だって、相手が着信拒否にするだけで、話すらできなくなるのです。

軽い付き合いができれば・・・と思っていても、付き合いはじめたら、どんどん深みにはまっていくなんてことは恋愛の世界ではしょっちゅうですよね。

　（嗚呼、深みにはまりたい）

そんな寝言は置いといて、どっぷりと浸かったころに思わぬトラブル勃発です。

○　なかよく付き合っていた彼が急に連絡をくれなくなった・・・
○　メールしても返ってこないし、携帯も出てくれない。
○　何度も連絡するうちに着信拒否にされ、
○　さらには携帯を解約されてしまった・・・。

そんなケースはよくあります。

残された方は、いったい何が起きたのか分かりません。

●　急に心変わりしたのか？
●　入院でもしてしまったのか？
●　携帯電話料金を払い忘れて、止められているのか？
●　交通事故にでもあって連絡が取れない状況なのか・・・？

いろいろ・悶々と考えても、答えは出ません。連絡がつかないんじゃ、いつまでも闇の中なのです。

そのとき気付くんです。

　彼の住所や勤務先を知っておけばよかった。

　共通の身元の確かな友人を紹介してもらえば…。

特にお金が絡むと話がややこしくなります。相手が教えない、はぐらかす、といった場合もあります。
でも全てをまるっと統括すると、

　　安心できないのは、知らないから

じゃないでしょうか。

実際してみると、相手の男性が既婚者であったり、奥さんに携帯メールをチェックされて、根こそぎ消去されていた…とか、氏名すらウソをついていた…なんてケースもあります。

それにしても、何か一言でも言うことはあるんじゃないか、連絡しようと思えば、なんらかの方法でできたんじゃないか、事実を言わなくても、うまいぐあいに何か理由をつけてフェードアウトしてあげれば、こんなに傷つかずに済むんじゃなかろうか、と思うことはありますよねー。

それにし・て・も、

出会い系、知り合い系、ＩＴ系、ネット系・・・

「系」って便利なようであいまいですよねー。

ひとむかし前には「・・・みたいな、感じ？」
っていうのが流行ってましたが、
日本人はグレーなのが好きみたいですねー。

ところで、
「最大限善処します」って、どこまでが最大なんじゃろう？
誰かおせーて下され・・・。