コラム|その1.魅惑のサタデーナイト尾行

その1.魅惑のサタデーナイト尾行

ユーミンの歌にもあるように、土曜日の夜って、何故かウキウキした気分になるようです。

そして、それと対をなすかのように、日曜日のサザエさんが始まると憂鬱になるそうです。

そんなウキウキウォッチングの土曜日。飛び込みの依頼が入りまして、急遽、昼から都内某所の会社を張り込むことに。

ダンナさんが急に「仕事だっ!遅くなる」といって、会社に出かけて行ったが、怪しいので、調べて欲しいというもの。

休日のオフィス街にもかかわらず、クールビズ姿の男性がちらほら。

日本経済はこういったところで支えられているんだなぁ、と独りで、物思いにふける土谷。

ターゲットであるダンナさんが、家から出かけた後での依頼なので、本当に会社にいるかどうかすら怪しいところがありますが、いると信じて張り込むしかありまへん。

 こういうときの心理状況は、はなはだよろしくないのです。

強烈な日差しの中、張り込むこと3時間。モーローとしてきた視界に入ってきたのは、ターゲットの姿!

彼はやや疲れた表情で社用車に乗りこみ、移動を始めました。もちろん土谷もアツアツおでん並に熱を持った愛車を繰り出します。

  さてはオンナと会うのか?

  それとも仕事なのか…?

はたして結果は・・・

その2へ続く^^;)

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